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銀祥 Ginsho

画像:銀祥 Ginsho

山形県尾花沢市の「銀山上の畑焼」は、約150年の時を越えて再興した染付磁器。
この復活を導いた陶芸家・伊藤瓢堂氏が手がける平盃「銀祥」には、縁起の良い吉祥文様が華やかに。伸びやかな筆運びによって、一客ずつ表情が異なります。

  • 画像:銀山上の畑焼

    ぎんざんかみはたやき

    江戸時代末期のわずか十年余、山形県銀山温泉の奥地で生産されていた「上の畑焼」。その“幻の焼き物”の復興に情熱を傾けたのが、地元出身の陶芸家・伊藤瓢堂氏です。発掘調査で出土した陶片から再現に挑み、ようやく昭和55年、銀山陶石を使った「銀山上の畑焼」として現代に蘇りました。

  • 画像:三多紋

    三多紋さんたもん

    上の畑焼の最大の特色は、染付と赤絵による「三多紋」。中国の風水思想に基づく縁起文様で、桃は長寿・魔除、ざくろは子孫繁栄、仏手柑は招福を表しています。この吉祥図案は中国から伊万里焼へ伝わり、そこから上の畑焼へ伝来。今でも三多紋を継承しているのは、日本全国で銀山上の畑焼のみです。

  • 画像:米沢織

    米沢織

    山形県米沢市の伝統工芸品「米沢織」の始まりは、約250年前。米沢藩主・上杉鷹山公に奨励され、発展を遂げました。その美しい風合いを大切に受け継ぐのが、明治17年創業の機屋『よねざわ新田』です。染めから織りまで一貫生産する同社が、銀祥専用の巾着を製作。表地・裏地・紐すべてに、絹を使用しました。

  • 商品情報

    • 20,000円(税別)
    • 限定200個 [シリアルナンバー入り]
    • 米沢織巾着、桐箱入り
  • 技術監修

    • 宮城県産業技術総合センター
    • 福島ハイテクプラザ

会盃シリーズとは

  • Made in 東北への想い

    新ブランド「彩地器 Saijiki Tohoku」の第一弾として酒器を開発したのは、東北が米どころ酒どころであるから。東北の窯元や職人との協働によって伝統を継承するだけでなく、会盃が東北の銘酒を知る懸け橋になればと考えました。

  • 平盃へのこだわり

    目指したのは、東北の地酒の美味しさが引き立つ器。蔵元や研究機関の助言をもとに試行錯誤を重ね、天開型の平盃にたどり着きました。日本酒を口に含んだ時、舌全体に広がる作り。お酒の深い味わいや香りが際立ちます。

  • 磁器である必要性

    会盃シリーズは、すべて磁器。陶器と比べて磁器は吸水性がなく、お酒本来の味わいを愉しめます。口当たりを軽くするため、盃の口縁は限界まで薄く。この技術をもつ窯元や陶芸家と共に、商品開発を進めました。

  • 持ち歩ける「会盃」に

    全5種の会盃すべてに、若柳地織の巾着が付属。巾着に盃を入れると、手のひらに乗るサイズです。この“マイぐい飲み”を持って、さあ酒宴へ。「会盃」の名の通り、東北の地酒や大切な人との出会いが生まれますように。

プロの目から

「会盃」で様々な酒を飲んでみて感じたのは、良い酒をさらに美味しくする盃だということ。香りがほどよく上品な「大吟醸」や「純米吟醸」に、とても合うように思います。

福島ハイテクプラザ会津若松技術支援センター 醸造・食品科 鈴木 賢二

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株式会社瀬戸屋

宮城県仙台市若林区卸町2-15-7

  • Tel 022-232-0135
  • E-mail saijiki@setoya.co.jp

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